大型商業施設で「南海トラフ地震」を想定した訓練が行われ、参加した従業員らが、安全で的確な避難を考えました。
訓練は、「南海トラフ地震で大津波警報が発表された」という想定で行われ、従業員およそ200人のほか、訓練の改善点などを検証するため、初めて高知大学の教授と学生も参加しました。
イオンモール高知は、高知市が指定する「津波避難ビル」でもあります。買い物客だけでなく、周辺の地域住民の避難も想定されるため、避難者の的確な誘導や、逃げ遅れの確認など、訓練のポイントは多岐にわたります。
◆参加者
「『大きな声を出す』ところと『身振り手振りも使ってしっかりと把握して間違いなく正しい道に誘導すること』が大切だと思った」
◆高知大学 地域防災研究室 藤岡正樹 教授
「いろいろな人がいる中で『災害に応じて的確な避難ができるかどうか』ということを、訓練を通してしっかり対応できるかどうか。…ということが大事になってくる」
イオンモール高知は今後、実際の地域住民も参加した訓練を予定しています。










