官製談合防止法違反の疑いで逮捕・勾留されている土佐清水市の程岡庸(ほどおかよう)市長の辞職が、12月1日の市議会で全会一致で同意されました。
土佐清水市長の程岡庸容疑者(66)は、市発注の施設改修工事で2025年5月に行われた指名競争入札をめぐり、市議会議員に最低制限価格を教えたとして11月、官製談合防止法違反などの疑いで逮捕されました。程岡市長は11月28日、「一身上の都合により、令和7年12月1日をもって辞職したい」旨の辞職願を代理人を通じて土佐清水市議会の作田喜秋(さくだよしあき)議長に提出していました。
1日に開会した土佐清水市議会12月定例会の中で、職務代理を務める早川聡(はやかわさとし)副市長が改めて陳謝しました。
(土佐清水市 早川聡 副市長)
「市民の皆様をはじめ関係者の皆様には多大なるご迷惑、ご心配をおかけすることになりました。改めて心からお詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした」
この後、辞職願の採決が行われ、議会は全会一致で同意。程岡市長は1日付けで辞職しました。次の市長を決める選挙は12月3日から50日以内に行われます。










