感染拡大に歯止めがかかりません。新型コロナウイルスについて新たに1179人の感染が確認され、1人の死亡が報告されました。1日の感染確認が1000人を超えたのは9月2日以来で、高知県は「今週に入り患者の増加スピードが一段と増している」として警戒を呼び掛けています。
感染が確認されたのは0歳から90歳以上の1179人で、年代別には10代が223人、10歳未満が171人、30代と40代が160人台となっています。
新たなクラスターは9件で、中央東と幡多管内の医療機関で2件、高知市、安芸、須崎管内の高齢者施設で6件、高知市の職場で1件確認されています。
また、90歳以上の男性1人の死亡も報告されました。男性は今月上旬に医療機関を受診して感染が判明し入院治療をしてきましたが、13日に死亡しました。基礎疾患があったということです。
1日の感染確認が1000人を超えたのは9月2日以来で、県は、「今週に入り患者の増加スピードが一段と増している。入院患者が急増し日々の入院調整が厳しくなっているほか、救急医療・救急搬送への影響も生じている」として感染対策の徹底を呼び掛けています。
累計の感染確認は12万1354人となりました。医療機関には134人が入院していて、重症が2人、中等症が22人、病床の占有率は37.7%となっています。
四国の他の県では、愛媛で3149人、香川で1717人と、いずれも8月下旬以来の高水準となっているほか、徳島でも1110人と9月上旬以来1000人を上回っています。