慌ただしい年の瀬が近づいてきました。高知市の潮江天満宮では「来年も幸せな1年を過ごせるように」という願いを込めた恒例の破魔矢(はまや)作りが行われています。
おだやかに晴れた冬空のもと、高知市の潮江天満宮では、新年に向けた破魔矢作りが行われています。文字どおり不幸や災いをはらい、幸せな1年が過ごせるようにという「魔よけ」「開運」の矢です。
13日は朝早くから氏子らでつくる「梅花婦人会(ばいかふじんかい)」のメンバーが集まり、1つ1つの矢に、来年の干支「うさぎ」の絵馬や短冊、鈴を丁寧につけていました。
(梅花婦人会 平川万亀子さん)
「世界中、日本の方々が元気で幸せに過ごせるようにと願って作業させてもらっています」
潮江天満宮では、新年、分散参拝は実施せず、感染対策をした上での通常どおりの参拝を予定していて、コロナ禍前と同じ20万人ほどの参拝者を見込んでいるということです。