サッカー明治安田J3リーグ第36節、高知ユナイテッドSCはリーグ2位のヴァンラーレ八戸と引き分け、来シーズンのリーグ残留を自力で決めました。

リーグ戦は残り3試合。高知が自力でJ3残留を決めるには、この試合、“引き分け以上が絶対条件”です。(最下位の沼津が明日の試合で引き分け以下だと高知の残留が確定する)

「自力で残留」という強い決意を胸に、高知はJ2昇格を狙う2位・八戸を相手に、序盤から果敢に仕掛けます。

前半3分、八戸の選手がクリアしたボールをペナルティエリアの外にいた吉田が奪い、そのままシュート。ここはわずかにゴール左に外れます。前半17分には、八戸にコーナーキックからそのままヘディングで押し込まれますが、アルナウがファインセーブ!飛びながらボールを弾き出し、ゴールを守ります。その後も高知のペースは続き、前半34分、水野のパスを吉田が頭で落とし、福宮が狙いますが、これは惜しくもポストに直撃。0対0で前半を折り返します。

後半は一転して、高知は守備に回る時間が増えます。後半30分台にはセットプレーから何度もチャンスを与えたほか、後半40分台にも立て続けにペナルティエリアからシュートを放たれますが、GKアルナウを中心にゴールを守ります。

結局、高知は八戸の猛攻をしのぎ、0対0で引き分け。自力でJ3残留を決めました。高知の次の試合はアウェイで、今月24日、FC大阪と対戦します。