新型コロナウイルスについて、11日、高知県内で501人の感染が確認されました。病床の占有率は40%を超えました。日曜日の感染確認数が500人を超えるのは9月4日以来です。

感染が確認されたのは0歳から90歳以上までの501人で、年代別には、10歳未満が79人、10代が98人、20代が43人、30代が63人、40代が83人、50代が56人、60代が28人、70歳以上が51人となっています。

新たなクラスターは7件で、高知市の2つの医療機関、高知市の2つの高齢者施設、中央西・中央東管内の高齢者施設、須崎管内の障がい者施設で確認されています。
死亡の報告はありません。

日曜日の感染確認数が500人を超えるのは9月4日以来で、県は「新規の患者数が一段と増加してきている。医療機関・高齢者施設でのクラスターや入院患者の数が急増していて、救急医療・救急搬送への影響もすでに生じている。医療へのひっ迫を回避するためには新規の患者を抑制することが重要」と、警戒を呼びかけています。

累計の感染確認は、11万9886人となりました。146人が医療機関に入院していて、1人が重症、22人が中等症です。病床の占有率は9日に30%を超えたばかりでしたが、早くも11日に40%を超え、41.1%となっています。
県の対応ステージは「警戒強化」です。