科学技術に関心を持ってもらおうと、高知市で、小中学生を対象にしたワークショップが開かれました。

高知市のオーテピアでは、10日と11日の2日間、「キッズ・フロンティア・ワークショップ」が開かれました。このワークショップは、子どもたちに科学の原理を楽しみながら理解してもらおうと「市村清新技術財団」が全国で開催していて、11日は30人ほどの中学生が参加しました。

講師は、物理や光学の専門家、秀明大学の大山光晴教授。「コピー機の仕組みを知る」ことをテーマに実験を交えた形で実施され、参加者は、光の屈折率の違いを体験した後、レンズを通して「像」を作る装置を作り、それがコピー機の中でどのように応用されているのか、仕組みを学んでいました。

(市村清新技術財団 金田凖 専務理事)
「ソフトウエアの技術は発達しているが、光学的なハードの技術はなかなか経験することもない。若者の期待がソフトの方へとなびく中で、ハードの技術が基本は大事だと思っている。そこに(興味を持ってもらうことを)期待している」