今月8日の「いい歯の日」を前に、高知市で歯の無料健診と、いい歯の表彰式が行われました。

虫歯や歯茎の炎症がないかなどチェック

2日、高知市で行われた歯の無料健診は、県歯科医師会と県歯科衛生士会、花王が開きました。口腔内の健康を守ろうと20年以上続けられている取り組みで、コロナ禍で一時休止していましたが、今年から再開。訪れた人は虫歯や歯ぐきの炎症がないかなどチェックしていました。

▼訪れた人
「すごく歯のそうじしているねと言われた、ほめられた。世界一きれいな歯くらいきれいな歯を目指す」

定期的な健診と歯の健康チェックを

年々、虫歯になる人の数は減少傾向ということですが、学校での健診がなくなる18歳以降、健診の受診率は低くなっているといい、県歯科医師会は「定期的に健診を受け、歯の健康をチェックしてほしい」としています。

高知県や県歯科医師会などが行った「いい歯の表彰式」

また3日は「いい歯の表彰式」が高知市で行われました。健康な歯や歯ぐきを維持している人たちを県や県歯科医師会などが毎年表彰していて、親と子の部は4175組の中から18組が、熟年者の部では45人の中から20人がそれぞれ表彰されました。

親と子の部で県歯科医師会長表彰を受けた田島依知くん

▼親と子の部・県歯科医師会長表彰 田島依知くん(4)
「仕上げの歯磨き頑張っています」
父・田島知治さん
「毎日自分で磨かせることを意識していて、最後に親が仕上げの歯磨きをするようにしていて、1日3回食後に絶対(歯磨き)するようにしています」

熟年者の部で県知事賞 樫尾勝弘さん

▼熟年者の部・県知事賞樫尾勝弘さん(80)
「10年くらい前から、年に2、3回(歯の)クリーニングと健康診断を、歯石があったら取ってもらうように。健康に長生きできたらええなと思います」

高知県は来年2月、イオンモール高知で歯と口の健康づくりを増進させるイベント「健口(けんこう)DAY」を開く予定だということです。