観光客に高知の魅力をPRしようと冬空に花火を打ち上げるイベントが、8日と9日の2日間高知市で行われました。
このイベントは旅行代理店の阪急交通社が高知の魅力をPRしようと企画しました。四国を巡るツアーのスケジュールに組み込まれていて、北は北海道から南は鹿児島まで、2日間でおよそ1100人が参加しました。会場では地元の特産物が販売され、ツアーの参加者らが新鮮な野菜などを買い求めていました。

イベントではよさこい鳴子躍りが披露され、よさこいチーム國士無双が会場を周りながら、高知の伝統を伝えました。演舞が終わると…

客席から数百メートル先で打ち上げられた花火。花火と音楽の競演「ミュージカル花火」です。コロナ禍でイベントの機会が減る中、高知で最高の思い出を作ってほしいという思いが込められています。

10分間にわたりおよそ1000発の花火が冬空を彩りました。参加者たちにとっては心温まる思い出となったようです。
(参加した人は)
「花火がすぐ近くでびっくりしたね」
「大きかった。赤と青と緑の花火」
(参加した人は)
「(よさこい鳴子踊りで)場内をまわっていただいて心が温まった。今の時期の花火は空が澄みきっていてきれいでした。最後よかったねぇ。こんな近くで見たのは初めて。感動しました」
主催した阪急交通社は、「来年以降も高知で同様のイベントを実施したい」としています。
