19世紀の末に活躍した画家、オーブリー・ビアズリーの展覧会が11月1日から高知県立美術館で開かれます。

オーブリー・ビアズリーは、19世紀の末にイギリスで活動した画家で、25歳の若さで亡くなるまで絵画や挿絵などおよそ1000点を描きました。こちらは、新約聖書を基にした戯曲『サロメ』の挿絵、『クライマックス』です。

曲線や点線を使った繊細なタッチで描かれ、白と黒のはっきりとしたコントラストが映えます。会場には、絵画の他にも、実際にビアズリーが使っていた家具や画材などが展示されています。

(県立美術館 栁澤宏美 学芸員)
「ちょっと絵はあんまり見慣れていないなという方でも、デザインでしたらちょっと面白いという方もいらっしゃると思いますので、そういった方にもぜひご覧いただきたいと思っております」

展覧会は11月1日から2026年1月18日(日)まで県立美術館で開かれます。