人口減少が課題の高知県ですが、「移住者」が過去最多を更新し、地域活性化の大きなカギとなっています。様々な施策の中で、「遊びながら」移住につなげようとする取り組みを取材しました。

テレビ高知にこの春入社したアナウンサーの私・榎本優樹も、山口県出身の“移住者”です。この春、高知に引っ越してきて、食や自然など、魅力的に感じる部分が多くあり、実際に半年間暮らしてみて、「高知の魅力は言葉だけでは語れないものがある」と感じています。

そんな私を含む「移住者」が、高知県で増え続けています。高知県によりますと、2024年度、高知県内に移住した人は2241人、移住について各市町村に相談した人は5446人と、いずれも過去最多を更新しています。

では、移住者を増やすために、どのような取り組みが進められているのでしょうか。

高知県内の各市町村は、地域に応じた独自性のある取り組みを展開しています。このうち中土佐町では、「遊ぶ広報」というユニークな取り組みがあります。

これは「2週間地域に滞在し、遊びながら情報をSNSで発信してもらう」というものです。今回、この「遊ぶ広報」に県外から参加した2人に密着しました!