高知の秋の味覚ひとつ、「四方竹」の収穫が高知県南国市で始まっています。
南国市白木谷地区では、9日から四方竹の収穫作業が始まりました。南国市四方竹生産組合では、白木谷地区と奈路地区にある約10ヘクタールの山間部で四方竹を栽培しています。膝上まで伸びた状態が収穫の目安とされていて、ピーク時は1日およそ2トン収穫されます。四方竹生産組合の野村組合長によりますと、2025年は夏の猛暑で収穫量が不安視されましたが、9月に入って白木谷地区では朝晩の気温が20度を下回る日が増え、適度に雨が降ったこともあり生育は順調で、2024年と同じくらいの約34トンの出荷量を見込んでいます。


(南国市四方竹生産組合 野村和弘 組合長)
「高温で四方竹の収穫が遅れるんじゃないかという予想でスタートしたんですが、去年より少し早く収穫が始められた。皆さんにぜひ秋の味覚として食感を味わってください。お願いします」

四方竹は11月20日ごろまで収穫が続き、高知市・南国市の量販店などで販売されています。