10月は暦の上では秋ですが、秋の訪れを感じられるようになるのは、まだまだ先のようです。8日の高知県内は各地で気温が上がり、10の地点で真夏日に。10月の観測史上最高を更新した地点もありました。

県内は8日、高気圧に覆われ、各地で気温が上がりました。

(リポート 松岡葵 アナウンサー)
「暦では秋ですが、手元の温度計では34.2度とまだまだ暑いです。体感ではかなりムシムシとしていて、立っているだけでじわっと汗ばむような暑さです」

日中の最高気温は、高知市で33.2度、四万十市江川崎で32.8度、南国市後免で32度など、10地点で30度を超える真夏日となりました。特に高知市など4地点で10月の観測史上最高を更新。高知市では通行するほとんどの人が半袖を着たり、日傘を差したりして、暑さをしのいでいました。

(高知市在住)
「秋なのに暑すぎて、頭もすごく暑いです」
「気をつけちゅうことは、水筒と帽子です」
「氷を食べたい!」
「水分補給するようにしています」

(東京から)
「長袖を持ってきたけど、半袖を着ている状態・・・」

(高知市在住)
「秋になったり、冬になったりするかな…っていう感じ。大丈夫ですかね?みたいな」

(アメリカから)
「今年の秋は思ったより暖かいと思います。汗でベタベタになりながら…」

高知地方気象台によりますと、今後2週間は、平年に比べ気温がかなり高い日が続く見込みで、「熱中症警戒アラートが発表されていなくても、こまめな水分補給など熱中症への対策を心がけてほしい」としています。