近年減少している高知県内の一次産業への就業者を増やそうと、農業、林業、漁業の3業界が合同で初めての就業相談会を開きました。

この相談会は就業者が軒並み減少傾向にある農業、林業、漁業の魅力や新しい働き方を知ってもらおうと県が開催しました。3業界合同での相談会は県内初の試みで、県内から29の企業・団体が参加しました。かつて自営業のイメージが強かった第一次産業に「雇用の形がある」ことを若者に知ってもらうことが狙いです。来場者はAIなど最先端技術を活用する「スマート農業」など、最新の働き方の説明に熱心に耳を傾けていました。

(県農業振興部農業担い手支援課 政岡由紀 課長補佐)
「高知県は非常に自然豊かで、また高知県の農業は今非常に機械化も進んでいまして昔の農業とは全く違った形になっていますので、全く農業をしたことがない方でもチャレンジしやすくなっています。ぜひ自分の力を試してみたいという方にチャレンジしていただきたいと思います」

県は一次産業への就業に興味がある人を対象に就業支援センターで随時相談を受け付けているということです。