高知市は移住者とわかる「紋」が入ったグッズを新たな移住者にプレゼントすることで、市民や移住者同士がつながるきっかけにしてもらう取り組みを10月から始めると発表しました。

この取り組みは2024年度、高知市への移住者数が過去最高になるなど、右肩上がりの移住者数をさらに増やそうと企画されました。

移住者に見立てた鳥の羽を、鳴子が支えている「移住紋」には「市に根付いてもらいたい」という思いが込められていて、この紋がデザインされたカバンや提灯を10月以降の市への移住者にプレゼントします。

移住者が紋が入ったカバンを持ち歩いたり、家に紋入りの提灯を飾ったりすることで、周囲に移住者であることを知ってもらい、つながりのきっかけを作ってもらおうという狙いです。

(高知市 移住・定住促進課 西條武志さん)
「高知に移住された方が早く高知になじみ、高知を好きになってもらうことで、(高知が)合わないといって(移住者が)出て行くことをなくしたい。そういう思いを込めてやっている」

高知市は「移住紋から生まれる会話が高知に愛着を抱くきっかけになれば」としていて、「移住紋を持つ人を見かけたらぜひ話しかけてほしい」と呼びかけています。