国税電子申告・納税システム(e-Tax(イータックス))を利用した詐欺事件で、男ら2人が再逮捕されたほか新たに広島県の男ら2人が逮捕されました。

逮捕されたのは沖縄県の無職の男(42)や広島県の無職の男(76)です。

高知県警によりますと、4人は2024年10月から2025年3月までの間、広島県の税務署に対し、国税電子申告・納税システム(e-Tax(イータックス))を利用して、虚偽の内容を記載した所得税などの申告書を提出し、還付金およそ183万円をだまし取った疑いが持たれています。

4人は共謀で、広島県の無職の男が確定申告の名義人となり還付金は、その男の口座に振り込まれたということです。

県警は、捜査に影響が出るとして、4人の認否を明らかにしていません。今後は、上位者の特定などについて調べていくとしています。