出産や子育てへの理解を深めてもらおうと、高知市の中学校で乳幼児とのふれあい体験が行われました。

乳幼児ふれあい体験は高知県教育委員会が2025年度から行っていて、12日は高知国際中学の3年生およそ80人が参加しました。座学では、妊娠10か月の妊婦と同じ負荷がかかるリュックを背負いました。

(中学生)
「赤ちゃんの体験のリュックが7kgもあってすごく重くて、ふだんの生活とか家事もしなきゃいけないし、お母さんはすごいなと思いました」

「お母さんはすごいなと思ったし、感謝しないといけない存在だと思いました」

乳幼児とのふれあいでは中学生が夏休みに作ったおもちゃで遊ぶ場面も。

(中学生)
「(赤ちゃんがおもちゃを)すぐに口に入れてしまうので、できるだけ大きくすることを意識しました」
「(おもちゃが)壊れかけたんですけどめっちゃかわいかった」
「うまれてからもいろんなことをやらなきゃいけなくて、大変だなと思いました」

(2人を子育て中)
「(体験した中学生へ)女性とか男性とか関係なく、協力して子育てしてほしいです」

県教委はふれあい体験をとおして「子育てにポジティブなイメージを持ってもらえたら」と話しています。