大規模な災害時に「命の道」とも呼ばれる高速道路の早期復旧を図るため、NEXCO西日本などが防災訓練を行いました。
訓練にはNEXCO西日本や陸上自衛隊、県警などからおよそ50人が参加しました。訓練は南海トラフ地震が発生した想定で、高速道路に放置された車両を移動した後、地震によって生じた段差をアルミブリッジや土のうを使って超えられるようしていました。NEXCO西日本・高知高速道路事務所管内では震度5強以上(一部区間は5弱以上)の地震が発生した場合、一般の車両は通行止めとなり自衛隊などの緊急車両の輸送路になるということです。

(NEXCO西日本高知高速道路事務所 足立憲次 副所長)
「高速隊、自衛隊、関係各社の方々と常に顔の見える関係性をつないでいって、迅速な対応ができるよう今後も訓練していきたいと思っています」
訓練では車載型基地局の立ち上げ訓練も行われ、各機関、連携を深めた様子でした。