防災の日に合わせて行われた南海トラフ地震を想定した政府の災害対応訓練に、高知市が初めて参加しました。
政府との連携を確認するこの訓練は毎年行われていて高知市は、今回が初めての参加です。12月の日没後に和歌山県沖でM9.1の地震が発生し、高知市にはおよそ30分後に10mを超える津波が到達したという想定です。訓練で桑名市長は津波の被害や孤立の状況などを石破総理に報告。自衛隊の派遣や支援物資などを要請しました。
(高知市 桑名龍吾 市長)
「人名確保を最優先に県や関係機関と連携しながら対応してまいりますので、国におきましても、迅速かつ最大限のご支援をお願いいたします」
高知市によりますと被害の状況によっては国と直接連携をとることもあるといい、詳しい情報や要望を迅速に伝えられるメリットがあるといいます。
(高知市 桑名龍吾 市長)
「今回の訓練を通して国との連携が図れたこと、これは我々高知市にとっても意義深いものであったと考えています」