高知県内の福祉業界への就職を考えている人たちを対象にしたイベントが高知市で開かれました。

高齢化で今後ニーズが高まると見られていて大勢の人が訪れました。

ふくし就職フェアは、福祉業界に興味を持つ人たちに現場で働くイメージを持ってもらおうと県福祉人材センターが毎年2回開いています。

23日は県内60の福祉施設や事業所が参加し、プレゼンテーションや就職面談を行いました。

参加者たちは、メモをとりながら、将来働く上での課題を見つけていました。

▼参加した専門学校生
「まだ1年生なので、いろんなところでこういった場をいかして、どういう施設があるかを知っていきたいです」

▼参加した専門学校生
「コミュニケーションが苦手なので、直していくために勉強を頑張っていきたいし、(今後の)実習をへて介助の仕方を学びたいです」

高知県福祉人材センターによりますと、県内で働くおよそ5人に1人が医療・福祉の業界で働いていて、今後も高齢化の影響でニーズが高まるといいます。(2022年時点)

職場環境もICT化などでさらに働きやすくなっているところが多いということで、様々な人に福祉に興味を持ってもらいたい考えです。

▼県福祉人材センター・半田雅典所長
「福祉の現場は、いろんな新しい福祉用具が入ってきたり、ICT化も進んだりしていて、働きやすい職場づくりが進んでいます。そういったところも見ていただいて、もちろん人を支えるやりがいも実感していただいて、福祉の仕事に関心を持ってもらいたいです」

8月28日から30日には希望者を対象にしたWEB面談も行われる予定です。