よさこい祭りの開幕まであと2日となりました。2025年から新しく生まれ変わる高知駅前競演場では、ステージの設営作業が進んでいます。
(リポート 岡本采子 アナウンサー)
「高知の玄関口を彩る新しいステージが誕生します」

高知駅前は2025年“演舞場”から、踊りを審査する“競演場”に変わります。競演場には新たに大型のステージと無料の桟敷席が設置されます。

7日は時折雨が降る中、午前8時から作業員が骨組みを組み立てるなどして準備を進めていました。ステージは幅25.2メートル、奥行き16.2メートルで、96人ほどが上がれるということです。また、桟敷席はこうち旅広場駐車場の東側に設置され、240人ほどが座れます。暑さ対策にも力を入れていて、観客用と踊り子の待機場所としてテントを設置します。踊り子が熱中症など体調不良になった場合に備え、冷房が効いた救護室も用意されています。
(高知商工会議所青年部 池西宏太さん)
「15年間、演舞場でやってきて今年からやっと競演場になれたので、新しい扉が開かれるのかなと思います。全員が楽しく踊っていただけるような競演場になればいいと思います」

一方、追手筋本部競演場は看板や桟敷席の設置がすでに終わっていて、本番に向け準備万端です。よさこい祭りはあさって9日の前夜祭で幕開け、12日の後夜祭・全国大会まで4日間の日程で開かれます。
