任期満了に伴う仁淀川町長選挙が告示され、新人と現職による一騎打ちの選挙戦が確定しました。

仁淀川町長選挙に立候補したのは届け出順に元町役場職員の新人=片岡信博(かたおか・のぶひろ)(57)候補と2期目を目指す現職=古味実(こみ・みのる)(61)候補の2人です。

片岡候補は1986年に旧吾川村職員となり、保健福祉課の課長補佐や教育次長などを務めました。選挙戦ではフレイルの予防のために高齢者の健康増進に取り組むほか、子育てと教育の支援として町営塾の整備や、中学2年生を対象にした海外短期留学の体験などを訴えています。古味候補は1988年に旧仁淀村役場に入り企画課長や教育次長を経て、2021年に町長に初当選しました。選挙戦では人口減少や少子化対策として高校生までの医療費無償化の継続のほか、町産材を使った定住住宅の建設や企業誘致などを訴えています。

立候補の届け出は5日午後5時で締め切られ、新人と現職による一騎打ちの選挙戦が確定しました。投票日は8月10日で即日開票されます。