インターネットを悪用した闇バイトなどの犯罪被害を防止するために、大学生たちがサイバー防犯ボランティアに委嘱されました。

高知県警からサイバー防犯ボランティアを委嘱されたのは高知工科大学のサークル「Cykut」のメンバー20人です。「Cykut」は、闇バイトや違法ドラッグなどインターネットに潜む有害な情報から利用者を守ろうと結成されたサークルで、XなどのSNSでサイバーパトロールを行ったり小・中学校で講演をしたりしています。県警からの委嘱は11年連続です。

県警によりますとサイバー犯罪の摘発件数は全国的に増加傾向にあり、県内の件数は2023年は35件でしたが、2024年は57件だったということです。(相談件数は2023年が866件、2024年850件)

(Cykut 仲村樹 代表)
「様々な小・中学校やご高齢の方に向けて講演をしたり、啓発動画の作成といったところで、サイバー空間の安全を守る活動を今年も続けていきたいと考えております」

「Cykut(サイカット)」は2025年、メンバーが倍増していて、今後はサイバーパトロールを強化していくことにしています。