犯罪被害者遺族の現状を知ってもらい、誰もが被害者・加害者にならないまちづくりにつなげようというパネル展が高知市役所で始まりました。
パネル展「交通死亡事故が起きない社会へ~大輝のひまわり~」は2018年、高知市で起きた交通事故で亡くなった畠山大輝さんの遺族が事故防止などを呼びかけようと2022年度から開いています。会場には交通事故で亡くなった県内外の子どもたちの生前の写真や、最愛の我が子を失った遺族のエッセイなどが展示されています。また、大輝さんの遺族が県外の遺族から引き継いで大切に思いをつないできたヒマワリの種なども配布されています。

(県警 県民支援相談課 若藤奈美 課長補佐)
「思いやりをもってルールを守って、運転・ハンドルを握っていただくことで遺族も願っている交通事故の起きない社会へつながっていくと思っていますので、そういったことを考えていただく機会にしていただければなと思っています」

パネル展は27日まで、高知市役所本庁舎1階で開かれています。
