高知県中土佐町自慢のカツオが楽しめる「かつお祭」!本祭のチケットが取れなかった人も、久礼エリアの市場や飲食店で限定メニューが堪能できる「かつお祭ウィークス」が2025年から始まりました。

(リポート 坂根優菜 記者)
「カツオ、カツオ、カツオ、これぞカツオの町です」

中土佐町で始まった「かつお祭」は1990年から毎年行われている町の一大イベントです。2025年は、より多くの人に中土佐町のカツオを知ってもらおうと、これまで3日間だった開催期間を「かつお祭ウィークス」として、16日から6月1日までの17日間に延長しました。

期間中は18日の本祭のチケットが取れなかった人でも久礼大正町市場や周辺の飲食店など合わせて34店舗で限定メニューを楽しめます。メインはもちろんカツオ。鮮やかな刺し身やタタキが盛られた海鮮丼を提供する「とみぃの台所」では、水揚げされたばかりの初ガツオが食べられます。

(客)
「甘くておいしいです、甘みが全然違う」

自慢の初ガツオのおいしさに訪れた人も驚きを隠せません。絶品のカツオが食べられるのは熟練の技があってこそです。

(田中鮮魚店 田中隆博さん)
「見て触診でこれでどれが一番おいしいかわかる。高知県のおいしいカツオを食べられる文化は、この技術が県内の魚屋さんにある程度あるから他の県よりもおいしい」

カツオの楽しみ方は他にも。みずみずしいところてんにかかっているのはカツオを使った出汁です。このほか、スイーツやカフェの店舗も多数参加していて、町は祭りを通して地域全体を盛り上げたい考えです。

(中土佐町役場まちづくり課 高橋柊人さん)
「初ガツオシーズンなのでこの期間しか食べられない期間限定メニューや、カツオを食べていただいて、中土佐町や中土佐町のカツオを好きになってもらって、中土佐町をどんどん好きになってもらえたら」

『かつお祭ウィークス』は6月1日までですが、久礼大正町市場のイベントは18日までです。