ゴミを拾い、その量や種類でポイントを競い合う、「スポGOMI」の大会が11日に高知市で行われました。
スポGOMIとは、スポーツとゴミ拾いの略で、3人がチームを組み、制限時間内に決められた場所で拾ったゴミの量や種類に応じて与えられるポイントを競います。2008年に日本で生まれたスポーツで、2023年、初めてワールドカップが開かれました。
2025年のワールドカップ予選も兼ねた高知STAGEには26チーム78人が参加し、JR高知駅周辺で1時間ゴミを拾いました。

各チームはポイントの高いゴミを狙ったり、公園に狙いを定めたりと作戦を立てた上で競技に臨みます。この日集まったゴミは合わせておよそ70キロ。優勝は、土佐塾高校2年生のチーム「!下剋上!」でした。
(!下剋上!メンバー)
「人目の付かないところまでちゃんと見てゴミを拾ったので、それが優勝へのカギとなったと思います。これからもこういった活動を続けてきれいにしていきたい気持ちでいっぱいです」
(日本財団スポGOMI連盟 玉澤正徳 理事長)
「(高知STAGEは)高校生の参加者が非常に多く、彼らが参加して『楽しかった』と言っていたのと、『学校の友達にもこういった活動を広める』と言ってくれたのが、すごく将来性を感じました」
「!下剋上!」は、9月に東京都内で予定されている全日本大会に県代表として出場、10月に国内で開催されるワールドカップへの切符獲得を目指します。
