アメリカ軍の戦闘機「F-35」が、1ヶ月以上駐機したままになっている高知龍馬空港に、29日正午前、アメリカ軍の「輸送機」とみられる機体が着陸しました。アメリカ軍の関係者が、この機体に機材を積み込む様子も確認されています。

29日午前11時30分ごろ、高知龍馬空港に、巨大なアメリカ軍の飛行機が着陸しました。着陸したのは、アメリカ軍の輸送機「KC-130」とみられています。

高知龍馬空港には、3月25日にアメリカ軍の戦闘機が突如、着陸していました。この戦闘機は、岩国基地所属の「F-35」で、アメリカ海兵隊の航空部隊「第1海兵航空団」は、着陸について「定期訓練作業を実施中に機内警報が発生したため、予防的な着陸を行った」としています。着陸した時点で機体の外見に異常はみられず、パイロットにもけがはありませんでした。

その後、1ヶ月以上の長期にわたって、アメリカ軍の関係者が機体の整備作業を続けていて、この間、戦闘機の周辺にはテントや大型の機材などが置かれていました。

「KC-130」は着陸後、置かれていた機材を積み込んでいました。