高知市の和の森わんぱーくこうちでスマトラトラの一般公開が14日から始まりました。新しいスマトラトラの公開は6年ぶりで訪れた人が写真を撮るなどして楽しんでいました。
(リポート 岡本采子 アナウンサー)
「わんぱーくこうちに新しくトラが仲間入りしました。こちらです」

キリッとした目に黒と黄色のしま模様が目を引くかっこいいトラ。高知市の和の森わんぱーくこうちアニマルランドできのうから公開が始まったのはスマトラトラのオス「アバディ」です。

スマトラトラはインドネシアのスマトラ島に生息する肉食獣でトラのなかでは最も小柄。それでも「アバディ」の体長はおよそ2.4メートル、体重はおよそ90キロで元気がよく食欲旺盛だといいます。3月29日に、東京の上野動物園からやって来て新しい環境に慣れたことから14日から公開が始まりました。時折ソワソワした様子もありましたが、水を飲んだり前足で顔をかいたりとゆったりとくつろいだ姿も見せていました。訪れた子どもも新しいトラに興味津々です。
「かっこよかった。しっぽフリフリ~」

また、動物の写真を趣味で撮っている方が撮影した写真がこちら!凛々しい表情でこちらをみつめるアバディです。

アニマルランドに新しいスマトラトラが来るのは6年ぶりで、今回で3頭目です。
スマトラトラは絶滅が危惧されている動物で国内各地の動物園で繁殖に向けての取り組みが進められています。

(わんぱーくこうちアニマルランド 山本將充 飼育員)
「実際アニマルランドにお越しいただいて、生でスマトラトラを見てもらって、魅力を感じてもらえたらとてもとてもうれしく思います」

新しいスマトラトラ、アバディはメスの「カリ」と交代で公開される予定です。













