高知県仁淀川町では、小雨の降る中、春休み中の人などが、しだれ桜やひょうたん桜を楽しんでいました。
仁淀川町別枝地区のしだれ桜です。観光協会によりますと、今週末には満開を迎えそうだということです。

(愛媛から)
「去年きたときは咲いてなかった。(今年は開花が)遅れたな」
(地元の人)
「寒い時、雨が降ったときは丸くなる。つぼみが膨らんで丸くてかわいい。控えめな花が雨に合っている」


この周辺で最も大きいのが、中越家にある樹齢およそ250年のしだれ桜です。直径15mにわたって枝を広げまわりの草花を見守るように咲いています。訪れた人たちは、小雨が降るなか、傘をさして景色を楽しんでいました。

こちらの4人組は、夫婦2人そしてそれぞれの”おばあちゃん”と訪れたといいます。

「僕たち夫婦の提案で祖母に桜を見せたいなと」
「大満足、ありがたい」
「テレビで中越家のサクラは見ていた。道が大変なので自分では来られなかったが連れてきてくれるというので喜んできた。孫夫婦がお弁当もつくってくれた」
一方、仁淀川町役場から3キロほど上がった場所にある桜地区のひょうたん桜。樹齢は500年を超えています。すでに満開は過ぎて葉も出てきていますが、名前の由来となったひょうたん型のツボミもちらほらと残っています。


桜地区では、ひょうたん桜などおよそ250本のサクラが咲いていて、大勢の人が写真を撮ったり、お弁当を食べたりしていました。
(訪れた人は)
「SNSで見ていて『ひょうたん桜』の看板が見えたので来た」
「春にしか撮れない写真を撮りたくて、お花と写真を撮りに来た」

(子どもたち)
「お花と写真を撮りに来た」
Q.持っているのは何?
「バスケット」
Q.中身は?
「お菓子!」

桜地区のサクラは、今週末まで楽しめそうだということです。
