「高知東部自動車道・南国安芸道路」の新区間が15日に開通し、高知市から芸西村までが自動車専用道路で結ばれました。

「高知東部自動車道」は、これまで、高知ICから高知龍馬空港ICの間と、香南のいちICから芸西西ICの間がそれぞれ開通していましたが、15日、その間の3.5キロの区間が開通し、記念式典が行われました。

この区間は、将来的に四国内を高速道路で“8の字”に結ぶ「8の字ネットワーク」の一部です。今回の開通で、高知市から芸西村までが自動車専用道路で結ばれて利便性が向上したうえ、災害時の緊急輸送道路としても大きな役割を果たすことが期待されます。

▼国土交通省 四国地方整備局 土佐国道事務所 石下増美事業対策官
「今回、このような道路ができたということで、『定時性』と、もし地震災害などが起きた時の『確実性』が上がっていく。1人でもたくさんの命が助かることに寄与できれば」

新区間は、午後4時から一般車両が通行できるようになっていて、これで県内の「8の字ネットワーク」の整備率は「63%」となっています。