1日から始まった高知の春の風物詩「土佐のおきゃく」。おまちが宴会場に変わり、2025年も大勢の人でにぎわっています。
2006年から始まった「土佐のおきゃく」。高知市の東洋電化中央公園をはじめ各会場には初日から大勢の人が訪れました。「ご当地グルメ屋台村」では20を超えるブースが設けられ、「べろべろの神様」の生みの親、デハラユキノリさんのグッズをはじめ、四万十ターキーの焼き鳥や県内各地で造られたクラフトビールなどが販売されました。

(訪れた人は)
「やっぱり飲んで楽しくみんなでワイワイできるとこですかね、ブースを子どもたちも楽しめたらいいかなと思いますので楽しみたいと思います」

夕方になると一段と人が増え、会場にはさらに活気が!2024年、国内・海外の16のコンテストで103個の賞を獲得した土佐酒の飲み比べができるブースでは「酒好き」たちがズラリ!

商店街に設置されたこたつはほぼ満席となり、あちらこちらで楽しそうな声が聞こえました。

(北海道から)
「4月から同期になる人たちの集まりです、今大学生なんですけど、おうちが外にあるみたいな感じでアットホームな感じがあって、すごく素敵だなって思いました」

ステージでは特捜戦隊デカレンジャーのイベントが開催。デカレンジャーのオープニング主題歌を歌う、サイキックラバーの二人が高知に初上陸し、ライブを披露しました。

また、デカレッド役のさいねい龍二さん、デカピンク役の菊地美香さん、デカブレイク役の吉田友一さんも登場し、ファンを沸かせました。

(デカレッド役 さいねい龍二さん)
「1回目(高知に)来た時は泊まれたんです、撮影のときと去年5月に来させてもらったときは泊まれなかったので、きょうは久々に泊まれるということで、泊まれるということは、お酒をたくさん飲みたいと思います!」


土佐のおきゃくでは開催期間中、毎日イベントが目白押し。2日は大橋通り商店街で、「南国土佐皿鉢祭」が開かれました。「皿鉢料理」の継承と調理技術の向上を目指して毎年開かれていて、57回目となった2025年は、およそ30団体の料理人が手がけた和洋中200皿ほどが、商店街を華やかに彩りました。

(千葉県から)
「全部食べたいです、高知ならではでいいと思います、ずっと続いたらいいです」


2025年も高知らしさ全開で賑やかなスタートとなった「土佐のおきゃく」。3月9日まで開かれています。
