3月3日の“桃の節句”に向けて高知県四万十市の商業施設でひな人形の展示が始まり、園児たちが歌と踊りを披露しました。
四万十市の商業施設、『アピアさつき』で始まったのは“ひなまつり雛人形展示”です。高知医療生協が、訪れる人達にひな人形を見て楽しんでもらおうと3年前から行っています。この施設での展示は初めてで、組合員から預かったという豪華な七段(ななだん)飾りや穏やかな表情をしたお内裏さまとお雛さまなど23点のひな人形セットが展示されています。

21日は、中村幼稚園の年長組の園児32人が歌や踊りを披露しました。会場に招かれた『デイサービスせいきょう四万十』を利用している高齢者たちは子どもたちのかわいい仕草に釘付けで、手拍子をしたり振りをまねしたりして楽しんでいました。

「よかった、かわいいねぇ」
「楽しかったし、私たちは。かわいらしいですからねぇ…。ほんま、元気でねぇ、こんなものを見せてもらってうれしいです」
“雛人形展示″は四万十市の『アピアさつき』で3月3日の“ひな祭り”まで開かれます。