まもなく卒業を迎える小学生が、高知県宿毛市のダムの湖畔が住民に親しまれる場所になるようモミジの苗木を植えました。
宿毛市山奈町山田の、四万十市との境近くにある『横瀬川ダム』。住民からの応募で決まったダム湖の愛称は“もみじ湖”です。

愛称にふさわしい場所として住民に親しまれるようにと、宿毛と中村の商工会議所や国の機関などで組織する『ダム活元気ネットワーク』が2023年から、ダム湖畔でモミジの植樹を行なっています。


20日は宿毛市の山奈小学校と四万十市の中筋小学校の6年生、合せて25人が卒業記念を兼ねて植樹しました。

参加者は2メートルほどの苗木を6本植えたあと、バケツで根元に水を注ぎました。モミジの木は5年後には3メートルほどに成長するといいます。
(男の子)
「“もみじ湖”が、もっときれいになるように頑張りました」
(女の子)
「自分たちが成人して地元に戻ってきた時、大きく、きれいに育って欲しいと思って(植樹)しました」
この後、ダムの壁面に設置されているクライミングを体験した6年生たち。何年経ってもこの場所がきょうのように笑顔あふれる場所であるといいですね。
