高知県議会2月定例会が開会し、県は4741億円あまりの当初予算案を提出しました。

県は2月県議会に一般会計の総額で4741億2800万円あまりの2025年度当初予算案を提出しました。コロナ禍を除くと濵田県政で最大規模の予算となっています。県が重要視する人口減少対策にはおよそ581億円が計上されていて、若者が参加しやすく多様な出会いの機会を拡充させるイベントの開催事業費などが盛り込まれています。また、人口減少に適応していく戦略、スマートシュリンク=「賢い縮小」を掲げ、県内の消防本部の一本化に向けた基本計画策定事業なども含まれています。

(濵田省司 知事)
「県政の最重要課題である人口減少問題に対しては、若者の所得向上や『共働き・共育て』の推進といった一連の施策を抜本強化し、その克服に向けて粘り強く取り組みます。『活力にあふれる高知』、『安心して暮らせる高知』の実現に向けてさらに前進する年にしたいと考えています」

2月県議会は2月28日から一般質問が始まり、3月24日まで開かれます。