ものづくりを行う女性経営者らが、それぞれの企業の発展につなげようと新たな団体を立ち上げました。女性の視点をいかして連携し、新商品の開発や販路の拡大を目指します。
18日に設立されたのは高知県内の女性経営者らでつくる「高知ものづくりLABO」です。ものづくりを行う女性経営者や役員らが集まり、女性の視点をいかした新商品の開発や販路の拡大を目指そうという組織で、設立総会にはおよそ30人が出席しました。会長には土佐市の戸田商行の戸田実知子(とだ・みちこ)社長が選任。今後、他県の女性団体と交流したり、職場環境の改善に向けたアンケート調査を行ったりすることを確認しました。

(高知ものづくりLABO 戸田実知子 会長)
「資源の高騰や人件費が高くなるとか、地方の中小企業にとっては厳しい現状があるが、一社の力だけでなく、連携しながら女性の力をいかして、これからも本県経済に貢献していけるような事業に育っていきたい」
「高知ものづくりLABO」は4月から本格的な活動を始める予定です。