高知で21年ぶりの将棋のタイトル戦、「棋王戦五番勝負」の第1局が行われ、藤井聡太棋王が先勝しました。

2日、高知市で行われた「棋王戦五番勝負」の第1局。高知で21年ぶりの将棋のタイトル戦で、3連覇を目指す藤井聡太棋王に初のタイトル獲得を目指す増田康宏八段が挑みました。

対局は午前9時にスタート。これまでの対戦成績は藤井棋王が6勝1敗で、対局は両者互角の戦いを繰り広げましたが、開始から9時間が経過した午後6時を過ぎると、藤井棋王が優勢となります。

「棋王戦」3連覇へ先勝した藤井聡太棋王(高知市・2日)

そして午後7時18分すぎ、藤井棋王が127手で勝利を収め、タイトル防衛に向け、高知で“先勝”しました。

「棋王戦」第2局は、今月22日、石川県金沢市で行われます。