高い割合をしめている高齢者の事故を防ごうと、交通安全の講習会が高知市で開かれました。
このイベントは高齢者の交通安全への意識を高めてもらおうと高知県警などが毎年、行っています。
13日はふだん交通安全のボランティアを行っている高齢者を中心におよそ100人が参加。
全国や高知県内で起きた交通事故の概要や、自転車に乗る際のヘルメット着用の必要性などが説明されました。
2024年、高知県内では交通事故で21人が亡くなっています。統計を取り始めた1952年以降、もっとも少なくなりましたが、このうち高齢者の割合は71.4%と全国で8番目に高くなっています。
▼73歳の参加者
「車は安全装備がついている車に乗るように心がけて、一時停止のところは止まってやっていきたいと思う」
高齢者の死亡事故の中には左右を確認せずに道路を横断したケースなどもあり、高知県警は「周りを確認するなどして命を守ってほしい」と呼びかけています。