高校生が「カッコいい警察官」をテーマに、警察官採用ポスターの制作に取り組んでいます。
採用ポスターの制作を行っているのは高知工業高校・総合デザイン科の鍋島悠良さんです。

南国警察署の警察官が2024年の県展で入選した鍋島さんの作品を見てポスターの制作を依頼。11日は高知市中心部で撮影が行われました。


テーマは「カッコいい警察官」。モデル役の警察官に立ち位置や表情などを積極的に提案します。

(鍋島さん)
「イメージはこういう感じの自然な感じ、街中に溶け込んでる感じがよくて」
高知県警によりますと警察官採用試験の受験者数は年々減少していて、10年前のおよそ半分になっています。

(モデルに選ばれた大西航平 巡査部長)
「こういう仕事をしたことがなかったので高校生の意思に沿ってしっかりできるように頑張ってます」

(モデルに選ばれた野村文太 巡査部長)
「警察にもいろんな形があるよという、穏やかな雰囲気とか和やかな雰囲気もありますよということが伝わればと思います」

(高知工業高校 総合デザイン科 鍋島悠良さん)
「高知県の警察官を志している人が少なくなっているらしいので、このポスターをきっかけに少しでも警察官を目指す人が増えてくれたらいいなと思ってます」

ポスターは2025年2月ごろに完成し、3月から掲示される予定です。