高知市の教育保育施設でノロウイルスの集団感染が発生していたことがわかりました。高知県内では今シーズン1例目の集団感染で、市が注意を呼び掛けています。
高知市によりますと11月18日、高知市内の教育保育施設で園児1人がおう吐し、早退しました。翌日19日には新たに園児1人がおう吐し、さらに20日にはおう吐症状で園児15人が欠席。職員3人もおう吐で欠勤するなど、この施設では園児と職員合わせて18人が発症しました。
その後医療機関の検査で園児1人がノロウイルスと診断され入院していましたが、現在は退院し回復しているということです。症状が出た園児や職員が共通して飲食したものはなく、感染の原因は現在も調査中です。
高知市でのノロウイルスの集団感染事例は今シーズン初めてで、県内でも初となります。
市は一般的な予防と注意として十分な手洗い・うがいなどを呼びかけています。