予讃線のトンネルは、蒸気機関車が主流だった戦前に作られ、ほぼそのままの形で使用されているものが多いことから、現代の基準から見ると、やや小さいそう。
そのため、JR四国が運行する列車と比べて背の高い東急の車両は、パンタグラフが取り外された上で持ち込まれました。
車内で必要となる電力は、専用の電源車がまかないます。

JR貨物が所有する電気機関車を、JR四国の運転士が操り、瀬戸内エリアを走り出す東急の豪華観光列車。
(JR四国 運輸部運輸課・南壮憲課長)
「やはりこれまでしっかり準備をしてきて、ようやく運行間近になってきたということで、色々な課題もありましたが、それも乗り越え、実際の運行に近付けたということは、非常に感慨深いです」
関係者の思いも乗せ、1月26日に高松駅で出発式が行われます。
(東急 クルーズトレイン推進グループ・松田高広統括部長)
「愛媛の魅力、四国の魅力を、この旅で存分にお客様にプレゼンテーションできればと思う」
「THE ROYAL EXPRESS」は、今年3月までに合わせて6回運行されます。