今回のように倒れている人を見つけたらどう対応すればいいのか、松山市消防局の救急救命士に聞きました。
1:倒れている人に声をかける
(松山市消防局・救急救命士・六車昌起さん)
「まずは呼びかけてみて、反応があるかないかを確認します。呼びかけに対する動きであったり、声が出るかを中心に確認してください」

2:周囲に助け求め役割分担
(六車さん)
「今回の聖カタリナ大学の事例のように、連携プレーでチームワークを発揮して行うことが、何より大事」

3:心臓マッサージ胸の真ん中を垂直に5センチほど押し込む
(六車さん)
「自分の体重をかけてということになるんですが、胸の真ん中を、垂直にしっかりと5センチほど押し込むことが大事になります」

4:素早くAEDを使用
(AED音声)「ショックを実行します。オレンジボタンを押してください」
(隊員)「ショック実施します。周囲よし!ショック!」
(AED音声)「ショックが完了しました。胸骨圧迫開始します」

(松山市消防局・救急救命士・六車昌起さん)
「焦ってしまったり、ドキドキしたりは我々救急隊でも一緒です。今回の学生のように、勇気をもって行動することが大事だと思います」