19日、夏の登山シーズンを前に、愛媛県松山市の消防署と県の航空隊が合同で訓練を行いました。
訓練には、松山市東消防署と県消防防災航空隊の隊員合わせておよそ20人が参加し、「山で登山者が滑落して動けなくなった」という想定で実施されました。
消防からの要請を受けて県の防災ヘリコプターが駆けつけると、隊員たちはストレッチャーに乗せた負傷者を吊り上げて救出する手順を確認していました。
(松山市東消防署 担当者)
「航空隊と信頼関係を構築し、さらなる連携強化を図りたい」
県によりますと、去年、防災ヘリは石鎚山系での救助など67回出動したということです。