電子契約などのサービスを展開している東京のIT企業が愛媛県伊方町役場の三崎支所にサテライトオフィスを開設することになり、18日、立地協定書の締結式が行われました。

伊方町にサテライトオフィスを開設するのは、東京に本社を置くIT企業、「TREASURY」で、愛媛県庁で中村時広知事立ち会いのもと立地協定の締結式が行われました。

締結式では、「TREASURY」がサービスを展開している電子契約のシステムを利用して、山下誠路社長と伊方町の高門清彦町長が協定書に署名しました。

サテライトオフィスは、役場の三崎支所の空きスペースに開設され、電子契約の本人確認などを行います。

山下社長は八幡浜市出身でデジタル技術の活用に力を入れる伊方町からの働きかけを受け、進出を決めました。

伊方町・高門清彦町長
「最西端から最先端へ四国の道の端から一番新しいことをやっていこうというその言葉が社長に響いたのかな」

TREASURY・山下誠路社長
「シリコンバレーのようなモデルを愛媛でも作れたら良いなと思う」

サテライトオフィスの業務は今年6月から始まり地元で15人程度の雇用を予定しているということです。