2月3日は「節分」です。節分のイベントとしてすっかり定着したのが「恵方巻き」。
コロナ禍で“プチ贅沢”の需要が拡大したといわれる中、今年のトレンドは?

節分を3日に控えた、愛媛県松山市内のショッピングセンター。
様々な種類の恵方巻きが並んでいます。

買い物客
「毎年節分の季節になると食べておかないといけないなと思って」
「海鮮系が美味しそうだったのでそれにした」

季節のイベントとしてすっかり定着した恵方巻き。

コロナ禍での巣ごもり生活の影響で、市場では“プチ贅沢”の需要が拡大したといいます。

佐竹雄大記者
「近年、季節のイベントとしてニーズが高まっている恵方巻。こちらのお店のテーマは『二極化』です」

そうした消費動向を受け、こちらの店のイチオシは一本1490円の恵方巻。
東京・銀座の寿司店が監修した素材にこだわった商品で、去年よりも会社全体で2割ほど数を増やして展開するということです。

さらに、この恵方巻をハーフサイズや4分の1サイズにカットしたものを用意。
価格を抑えて節約志向の需要にも対応しています。

イオンリテール松山 濱田桐花さん
「ハーフの恵方巻の種類を充実させたりセット物の種類を多く取りそろえて、みなさんにより多くの種類を楽しんでもらえるようにしている」

プチ贅沢と節約志向。実際にそれぞれの恵方巻を購入した人は…

“プチ贅沢”派の客
「ちょっと高いかなと思ったけど、1年に1回なので」

2日は“節約志向”派の客
「明日は大きいのにしようかと思ったけど今日はこっち。私だけ食べようかと思って」

年々、ニーズの高まりを見せる恵方巻き。

イオンスタイル松山には、節分当日、15種類の恵方巻きが並ぶということです。