■だし屋と果汁の老舗がタッグ きっかけは洋食の「肉×柑橘」

開発を担当したマルトモの向井紀美子さんです。

ポンジュースを鍋つゆに。
その意外な着想のヒントは、「肉料理にオレンジソースを合わせる」といった洋食の技法にありました。

(マルトモ開発本部 向井さん)
「洋食にはオレンジソースをお肉にかけたり、豚肉をマーマレードで炊く料理もある。ポンジュースも合うんじゃないかと思って」

向井さんは自信を持っていましたが、えひめ飲料側は懐疑的だったといいます。

(マルトモ開発本部 向井さん)
「最初にお話伺ったときには『鍋つゆですか?』と言われて。『味がわからなければコラボしていいかどうかもわからない』と」

打診を受けたえひめ飲料。
「愛媛のまじめなジュース」というコンセプトを崩さない開発方針に感銘を受け、ゴーサインを出しました。

(えひめ飲料 営業企画課 課長 安岡慶太さん)
「初めはおもしろい感じの商品なのかと思ったが、うちも“まじめ”を売りにして
いる会社なので、面白いだけの商品だとなかなかOKは出せない。『お互いがもつこだわりをいかした商品を作りましょう』という部分に心を動かされた」