愛媛県が整備を進めていた、JR松山駅の西側とフライブルク通りを結ぶ道路が完成し、14日に開通することになりました。
道路の中央には路面電車を走らせるスペースが設けられていますが、敷設の見通しは立っていません。
完成した「松山駅西口南江戸線」は、JR松山駅の西側とフライブルク通りを結ぶ長さ490メートルの道路で、駅で分断されていた地域を一体化しようと、県が鉄道高架事業にあわせ、10年前から68億円をかけて整備を進めてきました。
幅34メートルの4車線で、両脇には自転車の通行帯と歩道が整備されています。
また、道路の中央には、伊予鉄道の路面電車を延伸させる松山市の構想に基づき、軌道を敷設できる幅6.5メートルのスペースを確保しています。
道路の管理は今後、松山市に移され、市道として開通します。
中村知事は、1日の会見で、「鉄道の高架化にともなう県の事業は完了した」として、松山市が担うことになっている、路面電車の延伸や駅周辺の整備を急ぐよう促しました。
(中村知事)
「市においては、市民県民など両者の視点に立って、路面電車の引き込みなど、喫緊の課題である交通結節機能の強化に並行して、駅周辺のにぎわいの創出にもぜひ取り組んでいただきたい」
路面電車の延伸は、中村知事が松山市長時代に打ち出した構想で、中村知事が再三、整備スケジュールを示すよう松山市に求めてきました。
この構想について、松山市交通拠点整備課は、あいテレビの取材に対し「実現性を検討している」と答えるにとどまりました。
また、JR松山駅周辺のにぎわい施設について、先週、事業協力者が三井不動産など3社に決まったことをうけ、中村知事は事業の加速を求めました。
(中村知事)
「事業者が決まったならば、次のステップに向けてともかく速度を上げていただけたらいいんじゃないかと思う」








