1949年の「デラ台風」の犠牲者を供養してきた伊方町の小学校が、今年度で閉校することになり、最後の慰霊清掃が行われました。

伊方町塩成地区では、今月17日、伊方町立三机小学校の児童や地元の住民らが慰霊塔の清掃や草刈りを行い、犠牲者を弔いました。

1949年6月のデラ台風では、宇和海で漁船が遭難するなどして、県内で230人余りが亡くなり、犠牲者が流れ着いた塩成地区では、慰霊塔を建立し被害を今に伝えています。

今年は、106人の犠牲者が出た宇和島市の日振島の元島民も参加し、父親が塩成地区で救助された体験や感謝を伝えました。

(日振島出身 宮川公夫さん)
「きれいにしてもらえてありがたいです。島の者を代表してお礼を申し上げます。」

(参加した児童)
「今年もきれいになったから自分の気持ちもよくなった感じがしました。」

デラ台風の慰霊や学習活動を受け継いできた三机小学校は、今年度末に閉校しますが、今後も活動を続けられるよう協議しています。