■地域の足を守る救世主へ

家族にも励まされ、約8か月にわたる研修を終えた2人は、6月下旬から乗客を乗せてバスを運転しています。

車内アナウンスや接客も、スムーズです。

客を乗せての運転

乗車した子どもは「楽しかった」と笑顔を見せ、その祖母は「バスはなくてはならないもの。外国人の運転士も、安全にしてもらえば大丈夫」と温かい眼差しを向けます。

ヒェウさんは「運転士として、安全・安心・快適なサービスを乗客に与えたい。それが私の最終的な仕事」と、力強く語ります。

伊予鉄バスでは現在、運転士が約10人不足しているということです。
ふたりの採用をきっかけに、外国人材の活用を進めたい考えです。

中川取締役は「路線バスの維持・確保、本来的にそこが第一の目的なので、目的が達成できるように外国人の運転士にもっと活躍してもらいたい」と期待を込めます。

ベトナムからやってきた2人の運転士。
彼らのひたむきな姿と温かい接客は、人手不足に悩む地域の公共交通にとって、頼もしい「救世主」となるはずです。