糖度が高いことで知られる愛媛県砥部町の特産「七折小梅」の収穫が21日から始まりました。

七折小梅は砥部町七折地区で100年以上前から栽培されています。
皮や果肉が柔らかく香り高いのが特徴で、贈答用としても人気です。
現在17軒の農家が合わせておよそ17ヘクタールで栽培しています。

このうち竹内亮二さんの農園でも、実の色づき具合を確かめながら、一つ一つ丁寧に摘み取っていました。

生産組合によりますと、今シーズンは大豊作だった昨シーズンの反動に加え、ゴールデンウィーク明けの高温の影響などから、収穫量は平年よりやや少ない45トンほどを見込んでいます。
ただ、仕上がりは上々だということです。

(ななおれ梅組合・畑中裕二組合長)
「ゆうべからけさにかけて雨が降ったが、最近雨が少なかったので、梅にとっては恵みの雨というところじゃないだろうか。これから収穫量も増えてくると思う。みなさんおすすめは、梅干しにする方が多い。それとシロップとか、梅酒とかにつけられる方もいる」

一方で、中東情勢悪化による原油高の影響も出ています。
梅干しなどを入れるプラスチック容器が2~3割値上がりしていて、畑中組合長も「来シーズン以降、値上げせざるを得ない」と話していました。

七折小梅の収穫は6月上旬まで続き、県内のほか九州などにも出荷されるということです。