大相撲夏場所で、愛媛県西予市出身の十両・風賢央(かぜけんおう)関が、20日までに10勝1敗と好成績を収め、十両の優勝争いのトップに立っています。
仮にこのまま勝ち進み、次の場所で幕内への昇進を果たせば、地元・西予市出身の力士としては元関脇の玉春日さん(現在・片男波親方)以来、およそ30年ぶりの快挙となり、地元では期待が大きく膨らんでいます。
風賢央関は西予市出身の26歳。本名は住木厳太(すみき・げんた)さんで、現在は押尾川部屋に所属しています。
身長187センチ、体重157キロの恵まれた体格を活かした押し相撲が持ち味で、4年前の春場所に初土俵を踏み、おととしの夏場所で十両に昇進しました。
今場所は東十両十一枚目の番付で臨んでいますが、きのうまでに10勝1敗と好調を維持し、すでに勝ち越しを決めています。
十両の優勝争いでも単独トップに立っており、悲願の十両優勝に向けて突き進んでいます。
風賢央関がこの勢いのまま、次の場所で夢の「幕内」に昇進することになれば、西予市出身の力士としては、あの玉春日さん(現在・片男波親方)以来、実に30年ぶりの快挙となります。
玉春日さんは、西予市野村町の出身で、1996年に新入幕を果たしました。
新入幕の場所でいきなり10勝をあげて敢闘賞を受賞したほか、横綱・貴乃花から金星を奪うなどして殊勲賞や技能賞も獲得するなど得意の突き押し相撲で97年には関脇まで上り詰めました。
偉大な郷土の先輩の背中を追う風賢央関の快進撃に、地元・西予市も大いに盛り上がっています。
今場所も残すところあとわずかとなり、悲願の十両優勝、そしてその先にある幕内昇進に向けて、愛媛からの声援はさらに熱を帯びそうです。








